Konbucha 紅茶キノコ♡


紅茶キノコさん、サンフランシスコのさやかさんのところから
海を渡ってやってきた紅茶キノコさんと
同棲をはじめました♪
すくすくと成長中です♡
新顔の微生物ちゃんは
生態の特徴や成長が楽しくて
ラブラブ。


香りフェチとしても
生成中の香りにもうっとり。


新たな微生物と出会うと
恋した時のように、どんな人なのか知りたくなる。
そして、美味しい食事を一緒に食べたくなる。



私がプロデュースしたオーガニックのお茶の
お風呂にはいっていただいて、その中で
美味しいお茶を食べていただいて、すくすく成長中。
あーかわいい♡

・・・


以下、恋する紅茶キノコさんの生態を調べるためのノート(作成中)
転載させていただいた、リンク元さんにも、アクセスしてみてください。
写真などあって、分りやすいです。


紅茶キノコが、海の向こうのアメリカで昨年話題になりはじめ、今では紅茶キノコの飲料水を製造販売するメーカーが10社はあると言います。アメリカで一躍話題になった紅茶キノコが、逆輸入される形で再び日本でも、特に健康志向の若い女性の間で話題になりはじめているそうです。
紅茶キノコの白い菌体は、主に乳酸菌、アシドフィルス菌に加え、ブロメライン、パパインといったたんぱく質を分解する消化酵素、それにグルクロン酸という糖類、ビタミンB群、ビタミンCが含まれた、ある意味では機能性素材です。その作用は、腸管の機能を向上させる働きと免疫(腸管免疫)を向上させる働きがあることが報告されています。
アメリカで紅茶キノコが話題になっている背景にも、免疫機能を向上させることによって、風邪やインフルエンザ、細菌感染の予防になるということと、腸の働きを改善することから便通やホルモンバランスが良好になると言う作用があって、特に女性にうけたものと考えられます。
その紅茶キノコなんですが、女性なら誰もが大好物のヒアルロン酸と深い関わりを持った素材でもあるんです。
ヒアルロン酸は簡単に言うと特殊な糖の塊なんですが、グルクロン酸とN-アセチルグルコサミン(NAG)という糖分が結合してできたものがヒアルロン酸です。つまり、ヒアルロン酸の原料になるこの2つの糖を意識して摂ることで、体内でヒアルロン酸の合成を促進してくれるため、シワのケアだけでなく、膝の痛み、腰の痛みなど、関節の軟骨の校正成分であるヒアルロン酸が増えることで、これらの症状の改善にも有効とおもわれるわけです。グルクロン酸もNAGもキノコ等の菌体類に豊富に含まれています。
昨年春にアメリカで大ブームになった紅茶キノコは、アメリカでは「Kombucha」と言いますが、日本人に馴染みのあるこぶ茶ではありません。

なせアメリカで紅茶キノコが今頃大ブームになったかというと、アメリカで最大のkombuchaメーカーのGT社の創設者の母親が乳がんを患っていたところ、ロシア人の友人から教えてもらった紅茶キノコで母親の乳がんが治ったことから商品化して火がついたというものでした。おそらくこの母親の乳がんの克服にも紅茶キノコに豊富に含まれたグルクロン酸がヒアルロン酸の合成を促進したことと、がん細胞と戦う能力を持った多くの糖類の働きによるものだと思います。
このような背景から、女性が大好きなヒアルロン酸の体内合成を促進するために、紅茶キノコは極めて有用な素材だと思われます。
スキンケア、軟骨の痛みの改善に興味のある人は、紅茶キノコの自家栽培を考えてみてはいかがでしょうか。ネットで栽培の方法を検索すればたくさんの情報がヒットするはずですよ。


シベリアで古代から伝統的に飲まれている発酵飲料、紅茶キノコ(Kombucha)のキノコ株を販売しております。 100%オーガニックの材料のみで作っています。

コツさえつかめれば、比較的簡単に作れます。うまく作れるようになるまでのサポートも致します。

紅茶キノコで作ったKombuch(紅茶キノコ発酵液)を飲み続けると、下記のような効果があると言われています。

疲労回復
●便秘予防
●プロバイオティックの効果
デトックス効果
●消化吸収機能の改善
●胸やけ予防
●つわりの改善
●免疫力アップ
●ビタミンC、B1、B2、B3、B6、B12、B15が摂取可能
必須アミノ酸葉酸、グルクロン酸、乳酸が摂取可能
●ホルモンバランスの調整
●生殖機能の改善
●頭痛や偏頭痛の予防
●美肌効果
●体内pHレベルをアルカリ性に近づける
●抗酸化作用(アンチエイジング
●胆嚢の清掃(胆石予防)
●関節炎の改善
●水虫予防
不眠症の改善
●がん予防

産膜性酢酸菌のコロニーが形成したセルロースゲル(これがキノコみたいに見える)を甘い紅茶に漬けて発酵させる。Wikipedia には、「乳酸菌の一種であるラクトバチルス・アシドフィルス、消化酵素であるブロメリン、及びパパインを多く含み、消化器官全域にわたって毒素を中和し、免疫機能を高めると同時に、ビタミンB群の生産活動も確認されている。」とある。要するに腸にたいへんよろしい健康飲料なのである。お味もおいしい、らしい。

「Чайный гриб(チャイヌイ・グリプ)。モンゴルで生まれた発酵飲料で主にシベリアで飲まれていたが、やがてヨーロッパでも薬用飲料として飲まれるようになった。乳酸菌や消化酵素、タンパク質分解酵素などを豊富に含み、免疫機能を高めることで知られている。20世紀初頭に日本の昆布茶と混同された結果、欧米では"KOMBUCHA"と呼ばれるようになった」
 とエンサイクロペディアには解説が出ていて、ビンに貯蔵された自家製の"KOMBUCHA"の写真が載っていた。ビンには布と思しき通気性のあるフタがしてあって、中に茶色い液体が入っている。その液体には大きなキノコのカサのようなものが浮いている…。ん? これって実家にあったような…。思い出したぞ、一時期、母が作っていた『紅茶キノコ』じゃん!
 1970年代の半ばに、健康ブームの先駆け的存在として大流行した紅茶キノコ。ハタから見れば腐っているようにしか見えない得体の知れない飲み物。口にすれば想像通りの酸っぱい風味。これを体にいいからと無理矢理飲まされた人もいるんじゃないだろうか。
 昭和49年(1974)に出版された中満須磨子著『紅茶キノコ健康法(地産出版刊)』が火付け役となったブームだったけど、出版後半年余りで紅茶キノコの愛飲家は300万人に膨れあがったと推定されている。
 連日のようにマスコミが特集を組み、芸能人や各界の著名人が効能を謳う発言を繰り返したってこともあるんだろうけど、「右向け右」の体質が色濃かった昭和の日本人体質を思い出すねぇ^^; ぼんくらの母も例外に洩れず、砂糖を入れた紅茶に菌体を入れ、ガーゼでフタをしてせっせと紅茶キノコを作っていた。ぼんくらも弟妹もビンの中で徐々に乳白色の金の塊が成長していく様を眺めて面白がっていたんだけど、あんまり頻繁にビンを引っぱり出すものだから、
「キノコは明るいところが嫌いなのよ。だからあんまり出しちゃダメ」
 と母に注意されて、直ぐに食器棚の下に戻さなきゃならなかった。母は「キノコ」と呼んでいたけど、これは酢酸菌の作るぶよぶよしたセルロース(繊維素)で、酢酸菌と酵母菌の集合住宅みたいなものだった。
 好きとはお世辞にも言えない風味だったけど、母が皆の健康を気遣って作ってくれたものだからという思いで、みんな健気に文句も言わずに飲んでたな、父も含めてね(笑)。
 その紅茶キノコが突然、テーブルから消えた。昭和50年の秋だったと思う。なんでも作る時に雑菌も繁殖してしまうために却って身体に害をなす場合があるという指摘が朝日新聞に掲載され、その上、厚生省の「効果の実体は明確ではない」という肯定も否定もしないという国会答弁が失望感を煽ってブームが終わっちゃったらしい。熱しやすく冷めやすいとは、良くも言ったもんだね!
 何だか悪者扱いされて忘れられちゃった紅茶キノコだけど、培養液の雑菌汚染については、現在では酸性化のためにほとんどの有害細菌は死滅し、繁殖が抑えられる結果、よほど不潔にしていない限りは大丈夫とのこと。なんだ、お酢と一緒じゃん! 生きた栄養素による一定の効能も期待できそうなんだけど、繁殖する酵母菌によって産生する成分が違ってしまうので、「紅茶キノコにはこれこれの成分があってこんな効能があります」と言い切れない厄介な側面もあるようだ。
 例えばナタデココ。あれってフィリピン産の紅茶キノコを熱処理したものなんだよ。火を通しちゃってるから薬効は望めないんだけど、おシャレなお店で頂いていたナタデココが、実は昭和の流しの下で繁殖していたブヨブヨの菌の塊だったなんて笑えるよね♪


肝臓のデトックスでは、紅茶キノコのお茶を試してみてください。このお茶は紀元前250年から中国を使われているが、それは唯一の欧米諸国における最近の人気を得ています。紅茶キノコ茶は細菌および真菌に似た酵母の奇妙な組み合わせであるにもかかわらず、現在は消化を助けるために知られている。

それは同じの多くで既に存在し、グルクロン酸を補うことで無駄に多くの肉体的解放するために肝臓を可能にするため、紅茶キノコ茶は、肝臓の解毒に役立ちます。これは、効率的に機能し、無駄を排除するために肝臓の能力を高めるのに役立ちます。紅茶キノコ茶はまた、循環を改善することができます、それによって、廃棄物の迅速かつ効率的な除去を可能にする。

紅茶キノコは、最高の植民地で栽培されています。紅茶キノコは、多くの文化、有機酸、活性酵素アミノ酸、抗酸化物質の源です。それはそれを独特の味と香りを与える酢酸が含まれています。 7その他の軽度の酸だけでなく、ビタミンB群があります。

通常、元植民地の一部は、瓶または容器内に保持し、成長を続けることが許可されます。文化の新しい層は、独自の文化の上に成長する。新しい文化は、明るい色と滑らかであることを確認してください。それは奇妙な色や質感を持っている場合、その文化は、すでに汚染される可能性が高い。それは健康上のリスクをもたらす可能性があるため、この文化は使用しないでください。

したがって、混合物の上に成長するにはカビがないことを確認する必要があります。混合物は砂糖と黒または緑茶を用意しています。それが完了するプロセスのために1〜2週間かかります。文化の部分は新たな植民地を開始するから取り出すことができます。お茶は、緑や黒茶と生物の文化と発酵することによって調製される。

ために肝臓の解毒のためのその人気のため、多くのタイプおよびベンダーが販売するお茶のバリエーションが存在することになります。したがって、あなたは信頼できるソースからそれを購入したり、あなた自身でそれを作る予定がある場合は適切な手順を使用する必要があります。ベストにもお茶の有機バージョンを使用することです。

使用して準備中の意識の欠如に起因する、一部の人々は彼らは肝臓の解毒のためにお茶を使用するために期待していたにもかかわらず、アレルギー反応、胃腸障害、黄疸を、報告している。このような場合には、それは、発酵プロセスが適切に投与されていない可能性があることを疑われている。また、このお茶を準備中に使用される調理器具と食器のメモを取る必要があります。一部の人々は陶磁器釉薬から鉛が製品を汚染することを許可セラミックポットでお茶をしたことが報告されている。したがって、それは非常に慎重に支払います。

別に肝臓デトックスを支援するためにできることから、紅茶キノコ茶は刺激的な緩和に有効であると言われています。これは、紅茶キノコ覚せい剤を含む他のリラクゼーションの補佐官への素晴らしい自然を感じるものとなった。ほとんど間違いなく、それが提供するすべての健康とウェルネスの利点のために今日紅茶キノコ一杯のお茶を試してみてください!



いつの時代も、日本人の健康に対する関心の高さは変わらない。健康関連には一つのブームを巻き起こすものもある。そのうちのひとつが、1970年代半ばに一世を風靡した健康食品が紅茶キノコだ。特殊な微生物(いくつかの菌の集まり)でできたゲル状の固まりを砂糖とともに紅茶に漬けて2週間近く発酵させ、その培養液を飲む。ゲル状の固まりがキノコのように見えることからこの名がついた。
 もともと長寿地帯として知られる、シベリア地方のバイカル湖近くの農村地帯で伝統的に愛飲されてきたもので、特に血圧やコレステロールの低下に効果があるという。「紅茶キノコ研究家」の中満須磨子氏が日本に持ち込み、1974年に『紅茶キノコ健康法』という本を出版。
 それに目をつけた『壮快』編集長の牧野武朗が、1975年5月号の誌面で取り上げた。薬草特集の中の1本という小さな扱いだったが、前後してテレビ、新聞、週刊誌なども相次いで取り上げたことで一気にブームとなった。人々はメーカーによって商品化されたものを買うのではなく、友人知人、職場や近所の人から分けてもらった・キノコ・を培養した。
 その後、日本でのブームは終わったが、意外な場所で紅茶キノコは今も生き続けている。アメリカである。マドンナらセレブの間で、緑茶と並んでKombucha(コンブチャ)なるものがダイエットドリンクとして人気なのだが、その正体は紅茶キノコなのである。

紅茶キノコ(こうちゃキノコ、露: Чайный гриб Kombucha)は、モンゴル原産で、シベリア[1]で伝統的に飲まれている発酵飲料。紅茶、もしくは緑茶に砂糖を加え、そこに培地で栽培されたキノコにも見えるゲル状の塊を12日から14日ほど漬け込む事で発酵させる。
乳酸菌の一種であるラクトバチルス・アシドフィルス、消化酵素であるブロメリン、及びパパインを多く含み、消化器官全域にわたって毒素を中和し、免疫機能を高めると同時に、ビタミンB群の生産活動も確認されている。
一般に店頭で売られている紅茶キノコは完全に発酵されていない状態が多く、自宅で自ら発酵し作らない限り、乳酸菌と消化酵素の効能は期待できないとされる。
日本では昭和40年代末から50年代初頭にかけて、健康食品としてブームとなり、流行した。家庭で栽培できたことから、株分けにより口コミ的にも広まったが、ブームは『紅茶キノコ健康法』[2]の発行によるところが大きい。
欧米ではKombuchaと呼び、健康飲料として売られている。20世紀初頭に昆布茶と混同されたらしい。マンゴー味やストロベリー味といった、欧米向けに加工されているものもある。
紅茶キノコの「きのこ」[編集]

実際は、産膜性酢酸菌のコロニーが形成したセルロースゲルであり、真のキノコのような真菌の子実体ではない。酵母のZygosaccharomyces sp.と酢酸菌のアセトバクター・キシリナム Acetobacter xylinum が主菌相であったことが報告されている[3]。
バイオセルロースとして、研究開発も進んでいる。
関連項目[編集]

ナタ・デ・ココ - 同様に産膜性酢酸菌の生成したセルロースゲルをデザートとする食品。


謎の飲料・KONBUCHAとは


皆さん、健康には気を使ってますよね。健康への願いは世界共通なので、世の中には様々な健康法があります。今回はその中から、日本人にとっては少し笑える変わり種を紹介します。その名も「kombucha」!

kombuchaとは欧米で人気の発酵飲料で、作り方は簡単。キノコにもみえるゲル状の株(上記写真)を手に入れたら、砂糖を入れた紅茶につけておくだけ。炭酸ガスが発生し始めたら、デトックス代謝改善、身体ph改善、アンチエイジング、などの効能を持つ(FDA未公認)、健康飲料「Kombucha」の出来上がり!


最近ではお手軽に、紙パックやペットボトルに入れたものもあり、マンゴー味やシトラス味など、いろんな味が売られています。


これはどう見ても「昆布茶」ではありませんね。実はこれ、40年近く前に日本でも大ブームになった健康食品、「紅茶キノコ」なのです。もともとはモンゴル発祥のこの健康法、中国経由で日本に入ってきました。それが欧米に伝わるときに、何を間違えたか「kombucha」という名前に。なんで!? しかも向こうでの宣伝文句によると、

この飲み物の起源は古代の中国や日本に遡れるが、書物による記録はほとんど残っていない。しかし秦朝のある著者が「神の茶」として「永遠の命を授ける飲み物」を紹介している。(Harald W. Tietze, 1995, "Kombucha" The Miracle Fungus, Tietze Publications, p. 7.)
なのだそうです。それはすごいね(棒読み)。
一方こちらの記事では、名前の由来を「日本のなんの関係もない飲み物との混乱」という常識的な説のほかに、「古代朝鮮のKombuという名の医者が日本のInyko天皇の病気を醗酵茶で治したのが、名前の由来」という説を紹介しています。どうやら古事記にある、新羅の大使「金波鎮漢記武」がその薬の知識で、允恭天皇(いんぎょうてんのう)の病を治した話のことらしいです(岩波文庫版p.174)。
この「波鎮漢記」は爵位なので、名前は「金武」、それで「Kombu」らしいんですけど、こんなこと一体誰が調べたんでしょうねえ。

とまあ、少し小馬鹿にした書き方でしたけど、「kombucha」=「紅茶キノコ」自体は歴史ある健康法で、欧米では研究も続います。体に悪いことはないでしょうから、一度試してみたらいかがですか? 個人輸入もできますよ。


KONBUCHA って何?


先日、健康食料品店に商品を卸している知人と
会う機会がありました。
その際、「米国の健康食品業界で現在、最も売れている商品は何か?」
と訪ねてみたところ、
「KOMBUCHA(コンブチャ)」という答えが返ってきました。



コンブチャ”と聞くと、我々日本人の頭には、
旅館などで良く出される“昆布茶”が思い浮かびます。
しかし、よくよく調べてみると、
アメリカのコンブチャは日本の昆布茶とは程遠い代物で、
なんとこれは日本で40年以上前に大流行した、
紅茶キノコ”であることが判明しました。
紅茶キノコは、紅茶にキノコ型菌のようなものを発酵させた飲み物です。
どうも数年前に韓国から米国へ紹介されたらしく、
韓国語で菌をKOMと発音することから、
そういう名称になったのではと知人は話していました。

実はこのKOMBUCHA(紅茶キノコ)、
私の亡き祖母も自宅で作っていました。
遠い記憶ではありますが、
祖母に勧められ、ほぼ強制的に何度か飲んだ覚えがあります。
はじめは、紅茶と聞いて、おいしい飲み物だと想像していました。
しかし口に含むと、舌の先がジンジンと痺れるような感覚があり、
味覚オンチの子供にとっても、おいしい飲み物ではありませんでした。

内心、「これ絶対腐ってんで…。
何か白いカビみたいなの浮いてるし、
本当に飲んでも大丈夫なんか?」と安全性を疑っていました。

「おばあちゃん、これ大丈夫?腐ってない?」
「腐ってない。お婆ちゃんも飲んでみたけど、お腹こわしてない。
もの凄う、身体にええんやで」
「ふーん。でも何に効くの?」
「全部や。」

思い切って祖母に尋ねると、このような曖昧な返事が返ってきただけでした。

私はその後も不安を抱えつつ、
嫌々紅茶キノコを飲まされていたことを今でも思い出します。
しかし、知らぬ間に我が家の台所から紅茶キノコはこつぜんと姿を消し、
その後、祖母の口から紅茶キノコの“こ”の字も出てくることなく、
忘れ去られてしまいました。

KOMBUCHAは酵素・乳酸菌・アミノ酸ポリフェノールなどが含まれていて、
内臓のデトックス、抗酸化作用、さらに美容にも良い発酵飲料です。
数年前からRAW VEGAN(生食ベジタリアン主義者)やロハス好きの
マドンナを代表とするセレブたちが、
ソーダなどの清涼飲料水の代わりに飲み始めたことが
ブームのきっかけのようです。

アメリカでKOMBUCHA(紅茶キノコ)が売り出されたきっかけは、
ロサンゼルス郊外のバーバンクという町にある小さなメーカーが、
韓国から持ってきた菌の素を、自分の家の台所で培養し、
ガラス瓶につめて売り出したのが始まりだそうです。


米国でヒットする健康食品のほとんどは、西海岸が発祥です。
西海岸は多くの健康オタクが住み、様々なカルチャーが融合し、
新しい物が比較的受け入れられやすい土地柄だからです。

そして一般的に広く知られる要因となったのは、
リンジー・ローハンが、発した一言でした。
彼女はアルコール摂取を禁止されていた期間に、
飲酒疑惑で出頭を命じられました。
その時、彼女が言ったのが、
「私はお酒は飲んでいない!KOMBUCHAを飲んでいただけ」という言葉でした。
KOMBUCHAは微量のアルコール成分を含んでいるのです。

それが一般消費者の間でも、
「What is KONBUCHA?(コンブチャって何?」という疑問が広がり、
KOMBUCHAに興味を持つ人が増える結果となったのです。
なんともまあ皮肉な宣伝効果ですね。

最近は、どの健康食料品店に行っても、
飲料コーナーや店の正面で、KOMBUCHAの瓶入り飲料を目にします。
驚くことに、グーグル本社の社員食堂で働くシェフも
この飲料をメニューの一部に加えて出したこともあるそうです。

知り合いが何本かサンプルを開けてくれたので、私も試飲してみました。
日本茶でも何でも、珍しい飲み物にはフレーバーをつけて
売るのが好きなアメリカ人らしく、
KOMBUCHAにもマンゴー味やらジンジャー味やら、色々な種類がありました。



「やはりオリジナルを試さなくては」ということで、
私はフレーバー無しのタイプを飲んでみました。

口に含むと、あの舌を刺すような感覚が蘇りました。
しかし、飲めないというほど強い味ではなく、
炭酸入りの薄い甘酒という風味で、中途半端な味でした。

私の覚えている“紅茶キノコ”は、
もっと甘くて酸っぱく、癖のある味だった気がします。
もっとも、祖母は甘党でしたので
砂糖を多めに足していたのかもしれませんが。


KOMBUCHAは1本、$4〜$6と割高な価格にもかかわらず、
ロサンゼルスやニューヨークに多くいるUrban Detox Diet派の
人々の間で根強い人気があるそうです。
Urban Detox Diet派というのは、都会に住みながら、
気軽にデトックスダイエットを行なう人たちのことです。

私の知人の健康オタクのアメリカ人は、
1日に2本、1週間で14本のKOMBUCHA飲料を飲み続けています。

私は彼に尋ねてみました。
「ところで、KOMBUCHAは何に効いているの?」
「実のところ、他にも色々なサプリメントも飲んでいるから、
どれが何に効いているのか、正直のところわからない」
「おいしい?私は不味いと思う。
あなたのように高いお金を出して続けてまで、飲まないな」
「僕もあまりおいしいとは思わないよ。
でも慣れると悪くないよ。
それに発酵食品を手軽に摂取できるのは、
忙しい僕らにとってはありがたいんだ」

日本では、伝統的な発酵食品である“塩麹”が昨年から大ヒットしています。
私も入手して料理に活用していますが、
これは食品をおいしくするので気に入っています。

そのことをアメリカ人に話すと、
「でも、そのままでは食べられないのでしょ?
何か手を加えるとなると、面倒じゃない?」と言われました。
私は「でも混ぜるだけですよ。それでおいしくなるんだから。」と答えました。

つまりアメリカ人にとっては、ボトル詰めされた発酵飲料というお手軽さが
味よりも重視されているようです。

ちなみに英語では菌のことを“culture”といいます。
米国の大手スーパーでも流通している、シロタ菌入りで有名な
ヤクルトも同じ“culture drink”です。
現在、ヤクルトは世界中で毎日2800万本も飲まれています。

健康飲料に関する2011年度の売上調査によると、
KOMBUCHAは前年度に比べて27%も売上げが上昇し、
年間に370ミリオンドル(日本円にして約2億9600万ドル)も売れたそうです。
2015年には500ミリオンドルを超えると予測されています。

<By 五十嵐ゆう子>


KONBUCHA の作り方


kombuchaの育て方(?)を調べて自分の経験をふまえてまとめてみたのでメモしておこう。

用意する物は:
大きなガラス瓶1ガロン(5リットル)〜2ガロン(最初はもっと小さな瓶からスタートすると楽かも)
マザー(紅茶キノコ菌)
出来上がったkombucha1〜2カップ(又は蒸留されたお酢1/4カップくらい:*私は使った事ありません。)
発酵するための糖分2カップくらい(上白糖が一番良いらしいけれど私はメープルシロップやraw sugar。蜂蜜(私は元々食べませんが)には他の菌が入っている事もあるし砂金作用が強くkombuchaを殺してしまうかもしれないらしいので使わない方が良いとの事。)
濃く煎れたお茶。容器にあわせた量:1ガロン/小さじ6かティーバック6くらい(緑茶が一番ポピュラーだけれどウーロン茶、マテ茶、紅茶等好みで。)
発酵には空気が必要なので埃よけにガーゼやチーズクロスと布をとめるための輪ゴム等。

お湯を沸かして瓶を消毒しておく。
お茶を必要な量作る。濃く出すために15分位。
お砂糖を出来たお茶に溶かし、30℃位まで冷めるのを待つ。(熱いと菌が死んでしまうので注意!)
十分に冷めたらマザーと出来上がったkombuchaを入れ、ガーゼ等で蓋をして直射日光のあたらない場所に置く(室温)。
5日程で表面に皮膜(新しいマザー:赤ちゃん?)が出来始める。味見をしてみる。
そのまま一週間、2週間と好みの味(酸味が強くなる)になったら小さなボトル等に入れ替えて冷蔵庫で保存出来ます。
そのまま室温においておいても問題ないです。

もしもっとkombuchaを作りたかったら同じ事を繰り返すだけでo.k.。
新たに出来て来たマザー(皮膜)は時間をおくと立派に育つのでそれをマザーとして使う事も出来るし友人等にあげても。
*分けてあげる場合はマザーと一緒に出来上がったkombuchaも分けてあげてください。

飲み始める時は体質に合うかどうかもあるので急に沢山は飲まない方が良いかも?
様子を見ながら体と相談しながら飲みましょう。

出来上がったお茶は発酵しているのでしゅわしゅわしています。
kombuchaは天然酵母菌の一種。
生きているので仲良く楽しく一緒に生活しよう〜。


紅茶キノコの効能と効果


紅茶キノコデトックス効果もあり、健康的な髪・肌・爪を作るお茶として親しまれています。

紅茶キノコが良く効くのは、がん予防、新陳代謝、アルカリ体質改善、免疫の向上などに効き目があるとされています。

紅茶キノコの詳細

紅茶キノコは、紅茶を発酵させ、それからできた産膜性酢酸菌がゲル状になり、それがキノコに見えることから名づけられました。日本では、昭和40〜50年代頃に一大ブームとなり、昨今では、アメリカで「Kombucha(コンブチャ)」という名前で、健康茶として一般に広く流通されています。味もシトロンやマンゴーなど、様々な種類のものが売られています。
実際は、ウーロン茶や緑茶、ルイボス茶を主体としたお茶自体を発酵させたもので、善玉菌が豊富に入っていると言われています。
更に、がん予防、新陳代謝、アルカリ体質改善等に繋がるほか、最近ではデトックス効果もあり、健康的な髪・肌・爪を作る基となるなど、万能なお茶として親しまれています。

参考サイトの紹介
紅茶キノコに関しては、以下のページが参考になります。
http://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/trivia/090227/


Kombucha(紅茶キノコ)について


Kombucha(紅茶キノコ)について

Kombuchaについてニュージランドのkyokoさんからお問い合わせをいただき,調査したり,聞きまわった結果貴重な情報をいただきましたので,折角のことですから,ページにしてみました.
外国ではkombuchaとして話題になっているそうです.

kyokoさん紹介のHPはここです.

「健康法一覧の本」原勝文 日本実業出版社 1980 から抜粋してみました.

・昭和五十年ごろブームとなる.

・効能として高血庄が治った、肝臓がよくなった、胃腸が丈夫になった、慢性腎炎が解消した、水虫が消えた等々といわれた.

・つくり方は簡単で、一割の砂糖入りの紅茶を冷まして苗体(酢酸菌?)をいれ、フタ付きのビン詰めにして冷暗所に保存し、培養するだけでよい。二週間もすると表面に簿い膜ができる。そうなったら、一日カップ一杯ていどを飲めぱよい。飲み方は自由である。

・成分はほとんどが酢酸である。それにグルコン酸、ビタミンC、乳駿なども多少含まれている。

・ブームのあと、逆に有害説も出た。扱うのが菌であるからホントは素人には危険てある。紅茶キノコの中には数十種の微生物が生じる。人体に有益なものもあろうが、いまだ判明せず、有害なものも混っているようだ。

・「ほねっこ」さんのページで情報を募集してます.

混入した雑菌の情報をいただきました.↓

紅茶きのこの安全性についてですが私のところにそれに関するメールが寄せられました。

その情報によると、各種病原細菌を紅茶きのこの中に混入しても48時間以内に死滅するそうです。そのため危険性はないそうです。

・お寄せいただいた微生物以外に検出された微生物があるようなので報告いたします。Saccharomyces cereviciae、Candida tropicalisなどの菌です。安全性についても、東京都が発行している「食品の苦情Q&A」とかいうのに、危険性はないと書かれているそうです。

・おくすり110番のk_kobyashiさんによると、

「管理が難しいので雑菌が増えやすく、服用により下痢を起こしたという話は聞いたことがあります。」

とのことです。

紅茶キノコの文献検索をしたら以下のような文献が見つかりました.原報は大学などの図書館で依頼できると思いますが,お金を取られるかも?

紅茶キノコ発酵によるコンブチャ飲料の微生物学と発酵バランス [a1] EN

Microbiology and Fermentation Balance in a Kombucha Beverage Obtainedfrom a Tea Fungus Fermentation.

SIEVERS M, LANINI C, WEBER A, SCHULER-SCHMID U, TEUBER M(ETH-Zuerich, Zuerich, CHE)

W0168A System Appl Microbiol (DEU) VOL.18,NO.4, PAGE.590-594 (1996)

しょ糖を入れた紅茶に市販の紅茶キノコを植菌し60日間発酵させた。主な菌相はZygosaccharomycessp.(I)とAcetobacter xylinum(II)であった。Iはしょ糖 からのグルコース,エタノールの生成に関与し,IIはグルコースからのセルロース,グルコン酸,ケトグルコン酸の生成およびエタノールからの酢酸の生成に関 与した。60日後にはしょ糖は消失し,生成発酵産物は化学量論的に説明できた.

酢酸菌の多様な可能性 [b2] JA 小沢正昭(明治大 農) F0354A New Food Ind (JPN) VOL.39,NO.3, PAGE.44-48 (1997)

まず,酢酸菌の種類及び酢酸発酵について述べた。次いで,酢酸の食品としての利用と食品加工及び保存への応用を乳酸やクエン酸と比較して説明した。更に,紅茶きのこナタデココ及び酢酸菌の生産するセルロースとその利用を概説し た。最後に,酢酸菌の生産する生理活性物質を論じた.

99.8.4

紅茶キノコ健康法」中満須磨子 地産出版 s49

ソ連長寿村から持ち込まれたものが,当時のブームの発端だったようです.

・小水の出が良くなったとか,アザとかニキビが消えたとか,眼底出血,小児喘息が治る,血圧が下がる,などなど当時のブームの様子を伺い知ることができます.

・副作用等の記述はありませんでした.