茶花 みたての 野菜の花
李朝の徳利に 茶花
にみたててたのは『野菜の花』
自然農では、野菜を含めた全ての生物が、命を全うさせ
共存共栄するという思想なので
野菜を出荷された後の畑では、野菜の花をみることができるのです。
その
楚々として凛とした美しい姿に心奪われました。
利休さん(千利休)の流れを受け継ぐ茶道教本には
野菜の花は、茶花としてリストアップされてないけれど
利休さんが、現代に生きていらっしゃたら
環境問題の啓発活動として、茶室に
野菜の花も生けてくださったのではないかと
勝手に想像しちゃっています。
たぎる心を大切になさられ
自然のままを愛でた利休さんですから。
辛菜の花
食べ物という観点でも
人間という動物は
『食べれるもの』かどうかの判断を『知識』でしていると思います。
野菜はたべもの、花は鑑賞するもの。
と、人間は、知識が邪魔して、野菜の花を食べようとしない。
八百屋に売ってる食用『菜の花』は食べるけど。
大根の花は食べようとはしない。
だから、野菜の花は誰も摘まれないのです。
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オーガニック農家さんを応援をしたい。。
自然農園に1年通い続け、やっと形にできそうな気がしています。。
デザイナーの仕事とは、
商品に付加価値をつけ、購買欲を促すデザインをすること。
発想の転換で、素材を美しく評価されるものに形にすること。
売り物にされていないものを、発見し商品としてプロデュースできたら!
野菜の花を、商品にすることを、この1年間、ずっと試行錯誤してきました。
それは具体的にどういうことなのかというと。
除草剤などの農薬を使った野菜は、大量生産できるから安価で提供することができるけど
自然農などの、オーガニック栽培の野菜は
収穫量も少なく、愛情と手間がかかるし、必然的に高価になる。
商売人は
消費者のニーズに合わせ、オーガニック野菜の仕入れ値を値切るという発想をするかもしれませんが
そんなことをしたら、オーガニック農家さんは生活できなくなります。
かといって、この不況なご時世、
300円の大根でなく、
150円の大根を、買ってしまいたくなるのが心情。
パッケージや、リーフレットなどのグラグックデザインで、付加価値をつけ
高価だけど、美味しく身体によいものに、みせることは得意分野だけど
仕入れ値が250円ものに、パッケージ代やリーフレット代を付加し
500円の大根を販売したとしても、そうそう売れる時代でない。
ルッコラの花
ルッコラの花は、ほんのり甘くルッコラの香りがします。
かっこいい味です。
フランスの三ツ星レストランシェフや
意識レベルの高いセンスある料理人さん達が
この『野菜の花』を食べられたら
『この味カッコいい!』と興奮される味ではないか?と思います。
残念ながらこんなに素晴らしいものが畑にあっても
美意識が低いところでは、評価されない。
東京や京都などの美食家の絶対数が多い地域でしたら
美食家の心を感動させ、お皿の上で、初めての体験を表現与えれるのではないかと思っています。
自然農だから、できること。
野菜の花も商品化することができたら、収穫量が上がる=収入が増えることになるといいなぁと
受注もされてないのに(笑)プレゼンテーションしようとしています。
ご興味あられる方ご連絡まってま〜す。
また、不思議なことに、化学肥料を使った野菜の花は、美味しくなくのです。
自然農(肥料を与えない)の花は、すごく美味しいのです。
それはどうしてか?
つづきは、また。