京都市が決断した学校給食の改革案

これが、現実になってくださるなら!
市長、素晴らしい!!!


【改革案を要約すると】


1、パン食を止めて、すべて米飯にする
2、味噌汁と漬物を、毎日提供する
3、主菜に占める和食の割合(現在6割)をもっと引き上げる
4、牛乳は、米飯を合わないためお茶にするか、休み時間に飲むようにできないか検討


【あかざ個人的考察】
基本的に、素晴らしい!
利権などでやりたくても、できないこともあるだろうに、、
特に、牛乳など、、
「米飯に合わないので」ということを理由にしているとこが、賢い!!
牛乳信者と利権関係者に、文句言われない理由だ!
「牛乳はカラダに良くないので」とか
「カルシウムが摂取できるのは嘘なので」とか
ホルモン剤を使用しているので」とか、本当であっても、それを理由にしないとこが、賢い!!!
その他にも、農薬、遺伝仕組みかえ、動物性食品、セシウム、など、取り入れて欲しいことはありますよね。
だけど、ここまで行き着くまでに、相当な苦労があったと察します。
それで、4項目を、発表されたのだと思う。
だから!
この4項目を、費用を上げないで、もっと良くするアイデアを提案できたら
取り入れていただけるのではないだろうか?


【あかざ的、改革案の中で予算をあげないでもっと良くするアイデア


1、米飯は、玄米に。
理由
→ミネラルが豊富。江戸の脚気を参考資料に堤出。
問題
→玄米のフィチンサンのことがあるので、浸水時間と炊き方がポイント
白米になれた人は、玄米は甘みを感じにくいので美味しいと思っていただけるかが問題。
美味しい玄米を提供するには、
発芽玄米にするのがいいけれど、時間=お金がかかることをどう解決するか?
→長岡式酵素玄米は、もっと美味しいけれど、時間=お金がかかるしなぁ。。


2、味噌は、微生物が生きたもの、加熱処理してないものにしていただきたいですね
漬け物は、保存料や、アミノ酸、天然でない着色料を添加してない自然のものにしていただきたいですね
↑京都で販売されている漬け物のほとんどは、保存料やアミノ酸が添加されている現状。
↑味噌つくりを、教育の一環の授業として、子供達と一緒に行い、
良い素材や熟成期間を長くするなどしていただけると嬉しいなぁ
各教室の、ぬか床があるとか、素敵だ。


3、基本的に意義無し。
調理方法を、提案! 一物全体食=ホールフードに!
成長点、ファイトケミカル、ミネラル豊富な調理方法を!
大地と命の会の活動実績(保育園での改革結果を参考堤出)
そして、調味料から砂糖を減らしていただけると。。
砂糖を使うなら、本みりん、未精製糖、発酵させて旨みある糖分などに、、
↑これは、個人的見解だけど、京都の一般家庭における味付けは甘い(砂糖が多い)。
私は九州出身なので、九州も醤油も甘いし、甘い味付けが多いが、関西は、九州より甘い味付けでびっくり。
砂糖は、美味しく感じさせる魅力的な調味料だけど、砂糖の害は大きい。。
そして、できれば、野菜多めで動物性少なめにしていただければ(植物性のみは理解してもらえないだろう)


4、お茶を提供するなら、無農薬のお茶に。。
安い番茶でいいので、、
普通のお茶は、農薬がたくさん使われているから、、
また、深入り番茶は、カフェインも少ないし!
牛乳などのタンパク質の飲みものを提供したいならば、豆乳か牛乳を選べるようにしてほしい
栄養士の見解から、タンパク質を多くしたいなら
おからなど、京都の産業ならではの安価な素材を上手に使って、飲み物は、無農薬のお茶にしていただきたい。。
お茶も、市が一括仕入れするならば、お茶農家さんは、無農薬であっても安価にするだろう。


以上、あかざの考察提案でした。



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京都市が決断した学校給食の改革案


昨年の年末(12月29日付)の京都新聞に、画期的なニュースが掲載されていました。
それは、京都市教育委員会が小学校給食における和食の比率を上げ、和食中心の献立に変えることを検討する委員会を、今年(2014年)の春に設立することを決定したという内容の記事でした。
これに伴い、現在週1回あるパン食を止めて、すべて米飯にすること。
味噌汁と漬物を毎日提供すること。
主菜に占める和食の割合(現在は6割)をもっと引き上げることなど、いくつかの改革案が提示されました。
何よりも重要なことは、これまで画一的に提供されていた牛乳の取り扱いを考え直すという項目が掲げられている点にあります。
給食で出される牛乳については、米飯と合わないためにお茶にするか、休み時間に飲むようにできないか議論することが予定されています。
今年1年間かけて検討委員会で議論し、2015年度からの導入を目指すそうです。
牛乳を飲むことには健康上様々な弊害があります。
日本では「牛乳=カルシウム=骨の健康」という間違ったイメージが、長きにわたり定着してきました。
しかし、乳製品は摂れば摂るほど骨が弱くなることが、数多くの海外の研究であきらかになっています。
骨を丈夫にしたかったら、子どもに牛乳を飲ませるべきではない。
日本以外の先進国では、これが常識なのです。
奇しくも昨年は、11月にアメリカの食品医薬品局(FDA)が、トランス脂肪の食品への使用を規制する方針(事実上の全面禁止)を発表しています。
これによって、トランス脂肪は「摂取を控えるべき食品添加物」ではなく、「食品に含まれていてはいけない危険物(毒)」という認識に改められました。
もう「日本人は摂取量が少ないから問題ない」という詭弁は通用しません。
私はこのニュースを聞いたとき、民主党が与党の時代に消費者庁が取り組み始めた、トランス脂肪含有量の表示義務化に向けての対応を思い返しました。
あのときに表示義務化が実現していれば、今回のFDAの発表に対しても、日本政府はここまで取り組んでいると胸を張って国民に説明できたことでしょう。
牛乳にしてもトランス脂肪にしても、従来の日本の栄養学の常識が世界に対して通用しない時代になったのです。
「食育」というテーマは非常に重要です。
特に給食は未発達な子どもたちの味覚を形成するために大きな役割を果たしています。
成長期の子どもたちに何を食べさせ、何を食べさせないか。
放射能汚染の問題を含め、私たちが解決しなければならない問題は山積しています。
私が京都市の食育委員会で講演をさせていただいたご縁で、門川市長には「食」の重要性について、たいへん強い関心を持っていただきました。
その後、京都市の学校給食では、トランス脂肪が使われなくなりました。
これも、日本国内では画期的なことです。
今回の流れも、こうした京都市の方針に教育委員会が賛同して起きているのだと思います。
おそらく、公式に学校給食の牛乳を見直すのは、初めての試みでしょう。
晦日に門川市長からメールを頂戴しました。
そこには、学校給食の改革を実現させるための決意に溢れた内容が書かれていました。
今年は、日本を大きく変える「新しい風」が京都から全国へ向けて吹くようにしなければいけません。
私も及ばずながら全力を尽くす所存です。

転載元
http://kyorin-yobou.net/?p=3369