山羊との暮らし方:崖から落ちそうな時

春までもうすこしな冬
山羊のごはんの、草は、
寒くて、ゆっくり、ゆっくりしか成長しないのに
山羊さんが、全部食べてしまって
生えてるとこは、川の横の崖だけになってしまっていた。
草を食べたいバロは、その崖を降りてしまった。
ひとりでは、上に登れない状況に!!


首輪に繋がれたロープを引っ張ると
首が締め付けらてて苦しい。
どうしよう!!!
一瞬だけ、ロープを引っ張って
小さな角(つの)を持ち、引っ張ると、カラダが上がってきた。
そしてすぐに、前足をひっぱって、、
「バロがんばれ!!」
後ろ足も上がってきた。
しかし、苦しいからか
自分で後ろ足をあげようとしない。


どうにか、カラダ全部、上まであげれた。。


はぁ。
よかった。


バロは、自分勝手で、我侭だけど
力の弱い
小さな山羊。


そんな、弱いとこを見ると
私の心は、キュンと、心を奪われてしまう。
気になってしょうがない。


偉そうにしてるけど、実は、力もなにもかも弱い。
バロは、私に似ている。


教訓。
もう、崖には、連れて行かないようにしよう。
そして、何かあったら、首輪でなく、角(つの)を引っ張ること。


無事に引き上げれてよかった。
ほっとして、脱力感。


今日は、早く寝ます。