京都の梅

梅の精の香りをたくさん
カラダの中にとりいれて
深呼吸♪




「 東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな」


地元、福岡で子供のころから、親しみをもってお参りさせていただいていた
太宰府天満宮」その本家が、この「北野天満宮


太宰府に左遷させられた、菅原道真が詠んだ歌


同じ菅原道真に愛され、同じ時を経て
何百年と生きてきた梅だけど
枝振りの美しさが、ぜんぜん、違うことに驚きました。


北野天満宮の梅の、枝振りは、自然の美しさを
芸術的に表現されているのです。
侘び寂びも感じます。
庭師さんの精神性や美学の違いでしょう。
何を感じ、何を学び、何を目標にするかで
こんなにも、変わるのですね。


だけど、
私も、若いころは、この違いに気づけなかったと思います、、


建築は一度つくると、形が残りますが
庭は、日々、変化していく。


違いを感じとれる、感性を磨きましょう
鑑賞者の目が肥えると
必然と、庭師の技量も上がり、継続されていきます。