ピッツァの歴史☆2

ナポリ・ピッツァ  → 1660年ごろ
エジプト・ピッツァ → 7世紀


では『パン』の発祥は?


◉ワインやパンは偶然に発明


今から1万年ほど前、狩猟に明け暮れていた原始の人達は、食糧を安定的に確保するために、原野を伐り拓いて農耕や牧畜を始めた。
そして自然に青々と繁茂する草木の中から、風土にあって、しかも収穫量の高い植物を取捨選択していった。
やがてメソポタミアを中心とする西側では、甘い野生のブドウに興味を示しながら、主食としては麦を選択し、インドや中国を中心とする東側では、米のほかにアワやヒエといった雑穀を選び出した。
そして副食品としては狩猟動物や飼い慣らした動物の肉や乳、さらには海の幸、山の幸にも手を伸ばしていった。


日頃楽しみの少なかった原始の人々は、野生ブドウの甘酸っぱい果実を美味しく食べているうちに、熟しきって発酵した実を沢山食べると、何となく気分が良くなることに気づいて、ワインの発見につながることとなった。


その後古代メソポタミアでは、砕いて粉にした麦を水で練って焼き、原始的なパンを作って食べていたのだが、練り上げたパン生地を忘れて放置しておいたところ、膨らんできたので焼いてみたら、今までよりもふっくらとして美味しいパン(発酵パン)が出来上がり、皆がこれを好んで食べるようになったという。


またうっかりして発芽して麦芽となってしまった麦を用いてつくったパンを食べてみたら、甘いパンができることを知ったし、さらに水で濡れたままに放置されていた麦芽でつくった甘いパン生地を水に入れて試しに飲んでみたら、結構いい気持ちになったということから、ビールの発見につながったのではないかといわれている。


・・・



うっかり!!


という分野は、私は得意です。
私も、発明できれば
何かの、お役に立つのだけど


現在のところ、
ただの、
うっかりさんです。


あかざえり