ヴェジセレブ:ピッツァ ♫ 国産オーガニック全粒粉 物語3
幻となった、イタリア人が集うバール
Addio! Per Bacco!
御存知、東京で本格イタリアンバールといえば
ペルバッコ(PerBacco)。
イタリアに行ったことがある人ならおわかりになると思いますが
イタリアには数多くのバール(BAR)があります。
日本でバー(発音上)となると、お酒を飲むナイトスポットとして認識されていますが
イタリアは違います。
もちろんお酒も飲めますが、コーヒーをメインで楽しむところなのです。
多くのイタリア人は朝、昼、晩とバールを活用し
そこをコミュニケーションスポットとして生活の一習慣としています。
ゴシップ好きの人が集まったり
大好きなサッカーチームの話題で盛り上がっている人
またはビジネスの話をしている人など
多くの人々に利用されています。
お店の形態は大小ありますが、基本的には日本のコーヒーショップやバーとは異なった要素を持ちます。
さて、ペルバッコですが、表参道を原宿方面へ下っていく途中に
ひときわ日本を忘れさせる“まるでイタリア”というスポットです。
そこには多くのイタリア人が集っており
テラスにあるイスに大きく座って
小さな丸い大理石のテーブルのカフェを飲みながらおしゃべりをしていたり
la Reppublica(ラ・レプブリッカ=イタリアの新聞)を読みながら
ゆっくりとエスプレッソを飲む人たちがその空間演出をしているかのように
まるでイタリアというバール。
そうここがバール&パスティッチェリア ぺルバッコです。
エントランスを入ると、パニーニがショーケースに並べられ
サイドには溢れるばかりのコーンと種類が豊富なジェラートのケースがあります。
右手に入るとカフェエリアで、カメリエーレ(サービスマン)が席へとご案内。
イタリアと同じくバーカウンターがあるので
着席かカウンターで立ち飲みかを選べます。
これによってちょっと値段が違ったりします。
そして、注文をとったカメリエーレが飲み物や食べ物を持ってくると同時にお支払いです。
日本の喫茶店は食べて飲んだ後にレジでお会計ですが
イタリア式は先にお支払いです。
カメリエーレは“支払い済”の証として小さな切れ目を入れたレシートをテーブルにおきます。
すべてのインテリア、そして床の大理石までもイタリアから直輸入したというだけあり
イタリアのバール(BAR)がそのまま日本にやってきたような感じを受けます。
素晴らしいこのこだわりのバールを日本に持ってきてしまった
オーナーの岡氏も
「再度どこかでと思っていますが、あそこまでのこだわりはもう出せないような気がします」と
やむなく閉店するこのお店を残念に惜しんでいました。
イタリア本国には気軽には行けませんが
電車に乗って行けるイタリアはすぐそこです。
この幻のバールは、
2001年に立ち退きにより閉店となりました。
http://allabout.co.jp/gourmet/italiancuisine/closeup/CU20010217A/
▲すっごく、詳しく書いてくださっていたので、ここより、転載させていただきました☆
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ヴェジセレブの大理石のテーブル!?
は、ここで使われていたものです♪
10年前『四角いピッツァ』を、切り売りで、販売していました。
だけど、東京、表参道でも、早すぎたみたいです(笑)
ヴェジセレブ でも
同じ壁にぶつかりました。
私は、生地を仕込むことも、
焼くことも、できませんでした。
ここは、日本、、
イタリアの無農薬でない粉を
わざわざ、イタリアから配送してくるために
どれだけの、CO2が、消費されているのだろうか?
全粒粉を食べることが、大切であるという意味
天然酵母で発酵させるという意味
国産天日塩を使う意味
水も、パワーのあるものを使う意味
を、理解していただくことは
数冊の本を読んでいただいても
その意味が『心』に刺さらなければなりません。
だから、自分自身でやるしかない!
と、思ったのです。
※オーリーブオイルは、国産でなく、イタリア産を使っています。
これに関しては、小豆島のものは、まるで日本人のようで
透明感があって、さらっとしていて、イタリアのオリーブオイルとは
まったく別物なのです。
これを使うと、ピッツァでなく、、
蕎麦が、うどんになるような感じなので
イタリアのオリーブオイルにさせていただいております。
だけど、国産で、いいものを私が知らないだけかもしれないので
ご存知な方は、教えて頂きたくもあります。
ー
ヴェジセレブ は、
ただ、美味しいピッツァを提供することを目的としていません。
食文化を創造すること。。
思想をしっかりと持った、食の啓蒙活動をすることが
飲食店経営者としての使命ではないかと思います。
日本の、食料生産自給率が、先進国で最も最低な40%であるという現実。
環境汚染や、農薬の使用によって、アトビーや、花粉症、といった
現代病が、増えている現実。
国産オーガニック全粒粉100%のピッツァを創造したのは
そういう物語がありました。
美味しくて、身体によくて、そして美しい♪
そんなピッツァを作らなければ、
店をする意味がありません。
ピッツァを、焼いたりして
何が楽しいかって、
毎日、毎日、新作ピッツァを創造できること♪
そして、試食していただいた方に
『すっごく美味しい!』
『こんなの、世の中にない!』
と、喜んでくださることが、何より楽しいのです。
料理人さんって、ほんと、楽しく、幸せな、職業ですね(笑)
ピッツァ生地をお皿と考え
お皿の上で絵を描くのは
デザインと同じです。
釜の中で、炎の芸術=まるで陶芸のように
食の芸術へと、昇華することが
毎日、楽しくてたまりません。。
仏蘭西料理の、ソースや、技術、
取り合わせの黄金コンビを
食の即興芸術のように
つくりあげる喜び
▼素晴らしい・オーガニック全粒粉の生産者、東さんのブログです☆
http://blog.livedoor.jp/higashinojyo/archives/51800896.html?1270043585#comments
2010年8月26日
赤坂店にピッツァ窯移設オープン
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ヴェジセレブ 主宰 あかざえり
vege CELEB
▼赤坂店
phone 092-725-0725
福岡市中央区大名2-12-6 BLD.F-1F(元プントエコンマ)
福砂屋さんと 九州日仏学館さん のある建物です♪