香の十徳

香道


香の十徳

鬼神を感挌し、
身心を清浄にし、
よく汚わい(汚れ、毒気)を除き、
よく睡眠を覚まし、
静中友となり(独居の友となり)、
塵裏間(忙中の閑)を愉み、
多くして厭はず、
寡くして足れりとなす、
久しく蔵して朽ちず、
常に用いて障りなし



つまり精神的に落ち着き、円満な人格を形成するのに役立つ。

志野流