茶道 初釜 2010 おうす手前
正客にて懐石をいただき
主菓子、お濃茶を堪能させていただいた後!!
どきどきしながら、、
おうすのお手前をさせていただきました♫
お客の立場では、気づけなかった
空間のこだわりや、機能美、配慮な意匠を感じることができました。
本物のお茶室には、
電気はありません。
あかりは、障子の和紙を通して感じる光です。
ガラスもないので、初釜のある冬は
すっごく、寒いです。
炉炭手前を拝見し、視覚的に暖を感じます。
懐石料理での、熱いお吸い物をいただくと
冷えた身体に暖かいスープが、食道を通っていくのがわかるほどです(笑)
極限に寒いから、あたたかさを『豊さ』に感じることができる。
電気がないから、自然のあかりの『ありがたさ』に感じます。
電気や暖房のある『恵まれた環境』が当たり前の現代
本当に大切なことに気づくことに
鈍感になってしまっていた自分がいます。
私は、
本物の豊かさに鈍感でした。
本物の愛情にも鈍感でした。
※
写真では、お手前させていただくことが嬉しくて
にこっとしていますが、手は、かじかんでいます(笑)