無量塔 藤林さん お別れの会1


洗練されたセンスの壇上の花々
秋の季節を感じる竜胆が凛と

『このレコード、コウちゃんにあげたの』
篆刻家の笹倉先生が話かけられた
※こうちゃんとは、藤林さんのこと。

ポルシェの車の中のゴミ箱も
骨董の壷。
機能的でありながらエレガントな車に
情緒ある骨董を組み合わせるセンスだけでもやられた〜という感じなのに
その上、その立派な壷が割れないようにと
キューブレーキを踏むと
ヒルのおもちゃが、ぐわっ、ぐわっと鳴く。
そんな、クッションを仕込むとこまで
なんともサイケでキュートで
ほんと洒脱で、、
そんなとこを
見るたびに
デザイナーとして『くらっ』と
していました。


私が
『やられた〜』


とか
『たまらん』


とか
そんな表情をしてしてるのを見て、
藤林さんは、
喜んで、みせつけてた気がする(笑)


愛情深い人だった。
江里さんも、藤林さんも、愛情深い人だった。


印刷物は、シンプリシティの緒方さんデザイン
死ぬ前に、全部用意していた(されていた)。
そんなとこも、藤林さんらしい。


天に召された後も無量塔には
藤林さんのDNAが受け継がれていました


この世をさる時まで
かっこいいなんて
白州次郎みたいだ。


また


やられた。


合掌